コタン再訪・・・な・な・な、なんと! & 三笠アンモナイト研究の黄金期・・・T.T.コレクション
みなさん、こんばんは。
2月10日の望来(もうらい)では、妻に先をこされる形で
大きなビー玉をゲットされて大変くやしい思いをしました。
今回は、妻にやられないように、写真撮影は極力ひかえることに。
荒い波が引くたびに、足元をキョロキョロ、
あまりにも激しい眼球の動きで、めまいがしてきました。
10分後、玉砂利が打ち上げられたところに、
キラっとコバルトブルーに光るものが・・・
一気に駆け寄り、飛びつきました。・・・・・
「神薬のビンだー!」・・・・・?????
「やったー」 「やったー」 「やったー」 「やったーーーー」
「ほっほー、ほっほー」 「どうだ!まいったか!」 「いっひっひ・・・」
前回の妻への仕返し、これ見よがしのアピール。
完全に常軌を逸しています。
私の醜態に妻も娘も、さすがに「サーッ」と引いていました。(*_*;
神薬? いや、形が違う・・・ これは、もっと小さい・・・
浮き彫りの文字(エンボス)は
イ ボ コ ロ リ (^_^;)
昭和40年頃のものでしょうか?
あまりすり減っていないことと、
割れ口の断面が新鮮なことから
この付近のハケが崩れて流されて
きたもののように思います。
※ 「エンボス」「ハケ」の用語は、つい最近 ブログ「sea amber を探して」や
「Macrowavecat 現像室」で、教えていただきました。
今回もすっかり、ビーチコーマーもどきがお届けしました。
--------------------------------------------------------------------------------------------
ブログ 「北海道@アンモナイト日記」、 さて、本題です。
2007年3月、三笠市立博物館で Y先生と一緒に
アンモナイトの展示ケースをのぞきこんでいると、
年配の方に話しかけられました。
「この、プロテキサ、いいよねぇ・・・・・・。」
初対面でしたが、ひと目で高橋武美さんだとわかりました。
「今から、うちに標本を見においで。」
Y先生と私、高橋さんの運転する車のあとについて
ご自宅を訪問しました。
お住まいに隣接する20畳ほどの標本室に通されて、びっくり。
図鑑や松本達郎博士の論文で見覚えのある標本が並んでいます。
木工職人の弟さんに作ってもらった木製標本箱
すべての標本にラベルが添えられています。
松本達郎先生直筆のラベルとメモ ------ 超うらやましぃー(*^_^*)
キャライコセラス・アジアチカム
ミカサイテス・オルビキュラリス
カニントニセラス・タカハシイ (後ろの白いのはタイプ標本のレプリカかも?)
----- 高橋武美さんの名が付けられた、あこがれのアンモナイト
シャーペイセラス・コンゴウ ------- じーん (@_@;) 目頭も胸にも熱いものが・・・
日本化石集と高橋さん愛用のルーペ
この頃、高橋さんは体調が思わしくなく、
あまり長い時間は、身体に障らないかと奥さまが心配されていたのですが、
アンモナイトの話をしだすと、もう止まりません。
「これは、lower Cenomanian だと思うんだが、どうだろう?」
英語と学名がY先生との間で、淀みなく交わされてゆきます。
わたしは、傍らで2人の高度な会話をぽかーんと口を開けて聞いていました。
高橋武美氏コレクションは、三笠地域のセノマニアンの標本と
遠別地域のカンパニアンの標本が、おそろしいほど充実していました。
4月にもう一度、訪問させていただいたのが、
高橋武美さんとの最後になりました。
以前、りんぞうさんが話題にされていましたが、
松本先生はアマチュア研究家の気持ちを十分に理解されていたのだと感じました。
タイプ標本であっても、オリジナルは個人所有のままにしておいて、
大学や博物館ではレプリカを収蔵する形態も良しと
していたようです。
きっと、いつか、これらのコレクションは三笠市立博物館か
国立科学博物館に収蔵されることになるのだろうなと思います。
現在は閉鎖されていますので、見学の依頼や連絡等は控えてください。
よろしくおねがいします。<(_ _)>
それでは、また来週 木曜日に更新します。(*^_^*)
2月10日の望来(もうらい)では、妻に先をこされる形で
大きなビー玉をゲットされて大変くやしい思いをしました。
今回は、妻にやられないように、写真撮影は極力ひかえることに。
荒い波が引くたびに、足元をキョロキョロ、
あまりにも激しい眼球の動きで、めまいがしてきました。
10分後、玉砂利が打ち上げられたところに、
キラっとコバルトブルーに光るものが・・・
一気に駆け寄り、飛びつきました。・・・・・
「神薬のビンだー!」・・・・・?????
「やったー」 「やったー」 「やったー」 「やったーーーー」
「ほっほー、ほっほー」 「どうだ!まいったか!」 「いっひっひ・・・」
前回の妻への仕返し、これ見よがしのアピール。
完全に常軌を逸しています。
私の醜態に妻も娘も、さすがに「サーッ」と引いていました。(*_*;
神薬? いや、形が違う・・・ これは、もっと小さい・・・
浮き彫りの文字(エンボス)は
イ ボ コ ロ リ (^_^;)
昭和40年頃のものでしょうか?
あまりすり減っていないことと、
割れ口の断面が新鮮なことから
この付近のハケが崩れて流されて
きたもののように思います。
※ 「エンボス」「ハケ」の用語は、つい最近 ブログ「sea amber を探して」や
「Macrowavecat 現像室」で、教えていただきました。
今回もすっかり、ビーチコーマーもどきがお届けしました。
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ブログ 「北海道@アンモナイト日記」、 さて、本題です。
2007年3月、三笠市立博物館で Y先生と一緒に
アンモナイトの展示ケースをのぞきこんでいると、
年配の方に話しかけられました。
「この、プロテキサ、いいよねぇ・・・・・・。」
初対面でしたが、ひと目で高橋武美さんだとわかりました。
「今から、うちに標本を見においで。」
Y先生と私、高橋さんの運転する車のあとについて
ご自宅を訪問しました。
お住まいに隣接する20畳ほどの標本室に通されて、びっくり。
図鑑や松本達郎博士の論文で見覚えのある標本が並んでいます。
木工職人の弟さんに作ってもらった木製標本箱
すべての標本にラベルが添えられています。
松本達郎先生直筆のラベルとメモ ------ 超うらやましぃー(*^_^*)
キャライコセラス・アジアチカム
ミカサイテス・オルビキュラリス
カニントニセラス・タカハシイ (後ろの白いのはタイプ標本のレプリカかも?)
----- 高橋武美さんの名が付けられた、あこがれのアンモナイト
シャーペイセラス・コンゴウ ------- じーん (@_@;) 目頭も胸にも熱いものが・・・
日本化石集と高橋さん愛用のルーペ
この頃、高橋さんは体調が思わしくなく、
あまり長い時間は、身体に障らないかと奥さまが心配されていたのですが、
アンモナイトの話をしだすと、もう止まりません。
「これは、lower Cenomanian だと思うんだが、どうだろう?」
英語と学名がY先生との間で、淀みなく交わされてゆきます。
わたしは、傍らで2人の高度な会話をぽかーんと口を開けて聞いていました。
高橋武美氏コレクションは、三笠地域のセノマニアンの標本と
遠別地域のカンパニアンの標本が、おそろしいほど充実していました。
4月にもう一度、訪問させていただいたのが、
高橋武美さんとの最後になりました。
以前、りんぞうさんが話題にされていましたが、
松本先生はアマチュア研究家の気持ちを十分に理解されていたのだと感じました。
タイプ標本であっても、オリジナルは個人所有のままにしておいて、
大学や博物館ではレプリカを収蔵する形態も良しと
していたようです。
きっと、いつか、これらのコレクションは三笠市立博物館か
国立科学博物館に収蔵されることになるのだろうなと思います。
現在は閉鎖されていますので、見学の依頼や連絡等は控えてください。
よろしくおねがいします。<(_ _)>
それでは、また来週 木曜日に更新します。(*^_^*)





















この記事へのコメント
私も海へ行くと、漂着物に目が行きますが、ハングル文字のペットボトルなどを見つけて喜ぶ程度です。笑
高橋コレクション、とんでもない物ばかりですね…
北海道のベテランの方の標本を拝見すると、自分が採ってきたアンモがちっぽけに見えてなりません
私もつい最近、sea amberさんに教えてもらったばかりなのですが、「ハケ」とは、昔のゴミ捨て場のことのようです。
ガラスゴミはケガをしないように、集落の人があまり行かない斜面や、竹やぶのなかに捨てていたそうです。
この場所を探し当てて、掘り返し、古いビンを集める趣味の方が結構いらっしゃるようです。この趣味を「ボトルディギング」といい、禁酒法で取り締まりが厳しかったアメリカではトイレに酒瓶を投げ込んで隠ぺいしていたそうです。
アメリカでは肥溜め漁りが、立派な趣味として定着しているそうです。面白いですね
(*^_^*)
高橋武美氏のところは、
まさに博物館ですね。
化石は、足が震えるぐらい素晴らしいものばかりのようですが、
標本ラベルも整理の様子も博物館級ですね。
ご冥福をお祈りするとともに
まとまったコレクションとして
博物館にしっかり保存されることを願います。
これはスクリューですが、コルク栓タイプのイボコロリもあるみたいですよ!
私もいつか出会いたいです♪
新築の立派な標本室でした。私はアパート住まいで、石の置き場に本当に困ってきました。実家や職場に分散しています。(^_^;) なんとかしなければ。
fossilさんはいかがですか?
せっかく、コメントをいただいたのに、消えてしまったのですね。
ウエブリブログ、不具合が多いようで、ご迷惑をおかけします。
容量が満タンになったら、ヤフーに乗り換えますね。
私、二本木さんとは、本を送っていただいたときに、電話で一度話しただけです。
今度、いろいろお話を聞かせてください。(*^_^*)
まずは...コタンでゲッチョのイボコロリ~おめでとうございます~。ワタクシはあれだけ歩いているのにゲッチョしたことがありません~(涙)↑のユキさんも尋常じゃない引きの強いお方ですが...やはり、もーりんさんもなのですね~。瓶の厚みからも古いモノの様に思え裏山Cです。 高橋さんのコレクション...完全に博物館です(+∀+;)。この質と量は一体なんなのですか!!??とても個人コレクションとは思えないです~。ワタクシめには馴染みのないアンモ様がどっちゃり...。この北海道の大地にはまだまだ埋もれているのでしょか...。この様なゴイスコレクションも、ブログをされているベテランの皆様の将来のお姿なのかもです。ワタクシは...博物館というよりも胡散臭い珍品屋の様になりそうな羊羹(+∀+;)。。。
このびん、口が欠けていますが、スクリューです。
ボトルディギングもぜひ、やってみたいです。
楽しそうだなあ。(*^_^*)
昨夜、「ひょっとして?」と思い、自分の本棚を
探して、「びんだま飛ばそ」を発見しました。
15年前に買って、すっかり忘れていました。
嬉しい発見でした。(*^_^*)
もとろんさんのコメントには、いつも励まされ、嬉しくなります。
人をのせるのが実にうまい! 江戸時代だったら、日本一のタイコ持ち?(*^_^*)
このビンには笠貝のような物体が入っていて、そのままにしています。
稚貝が入り込んで、成長し、抜け出せなくなった? それとも、イボコロリの成分と砂が混じり合って固まったもの? ちょっぴり、ミステリアスです。(*_*;
もとろんさんの地図ネタ、私の心に まだ余韻を残しています。(*^_^*)
う~ん????そんな御話しましたっけ?なんか耳が痛くなってきました。(笑)
で、あのメタプラの御話の延長でしたっけ?
個体差???もう~忘れました。(笑)
故高橋氏の標本に限らず先輩方の標本って博物館等の事情もあり・・
そのほとんどが死蔵となっていると聞き残念に思っています。
で、その教訓を生かし僕の標本は皆さんの比ではないけど採るたびに・・
即きれいさっぱり処分しょうと思っていますよ。(笑)
高橋武美さんや二本木さんは、化石歴の浅い私としては、始めた頃には既に歴史上の偉人のようなイメージでした。私が化石を始めた頃にはまだいらっしゃったんですね。私も一度お会いして化石の話を聞きたかったです。コレクションはその域を越して博物館クラス(それ以上?)ですね。たとえ普通種であっても、高橋コレクションというだけで、ため息が出ます。兵が揃う北海道のアンモハンターの中でも頂点に立つ一人ではないでしょうか? ・・・実物を拝見したいです~!
ところで神薬ってなんでしょうか?教えて下さい
高橋さんのコレクションはすごいですね。こうしてブログを通してこちらでは絶対に見ることが出来ない標本を見れるのは嬉しいものです
アンモごつくていかついですよ、生で見たらよだれがでそうです
それにしても北の大地にはアンモハンターがどれくらいいるのでしょうか
こんばんは。じぶんのコレクションを将来、どうするか?というテーマでりんぞうさんが問題をなげかけたブログです。売るか、寄贈するかなど、かなりの盛り上がりでした。私も深く考えさせられました。(^_^;)
たった2度しか、お会いしていませんが、高橋さんは名誉欲など、全く持ち合わせていない、純粋にアンモナイトが好きでたまらない、深く知りたいという探究心のかたまりのような方でした。いっぺんに好きになりました。(*^_^*)
親しくされた方からお聞きしたのですが、高橋さん、毎日ご自宅から楽しそうな顔で自転車に乗って覆道に通っていたそうです。「たけみちゃん」と多くの仲間から慕われていたそうです。
神薬(しんやく)明治、文明開化の産声とともに、世に送り出された万能薬で、「薬効、神の如し」で「神薬」。当初はモルヒネやクロロホルムが成分として配合。大正・昭和には富山の薬売りによって、「気つけ薬」「子どもの嗜好品」として広まったそうです。
北海道の化石愛好家は千人、そのうちの9割はアンモファンかな?と私は見積もっています。
上記、神薬の解説・・・庄司太一著「びんだま飛ばそ」parco出版 より
コバルトブルーのびんに「神薬」のエンボスが、格調高い。
sea amber さん、Macrowavecat さん は、このコレクターでもあります。
高橋コレクション・・凄いと聞いた事はありますが、ここまでとは思ってもいませんでした。
まさに一級品ばかり、もーりんさんが写真に収められたので我々も見る事が出来ました。有難うございます。
松本先生の直筆のラベルやメモもよだれものですね。私の師匠のK氏のお宅にも手紙などがあり見せて貰いましたが、非常に筆まめな方だったと聞いております。
お互い、年齢のせいでしょうか? 手紙、はがき、ちょっとした手書きのメモにも郷愁を感じます。K師匠所有の手紙も、うらやましいですね。
「羽幌のアンモナイト本」をまとめる際に、二本木さんと葛西さん、西田先生の間で交わされた「ハボロハナカセキ」の手紙が発掘されました。とても興奮しました!
高橋コレクション、初心者でも凄いと分かります。それから、標本箱に整理された感じがなんとも言えない良い雰囲気です。やはり、アンモナイトを慈しむ気持ちが表れているんでしょうね。
イボコロリ、小学生の頃耳にしたなつかしい響きの言葉ですね。
神薬ではありませんが、BCガラス瓶、記念すべき第1号標本として、
大切に保管します。
今日は三笠博物館で「チューロニアン展」の標本の登録作業です。
ビーチコーミングというのは、遠い異国や海の底からモノが運ばれてくるという地理的な面の他に、ずっと昔のものが見つかるという時間的な面があるのですね。これもロマンですね。
高橋さんとお会いできたのはラッキーでしたね。
高橋さんも価値がわかる方に標本が見てもらえてうれしかったのではないでしょうか。それにしてもあらゆる言葉を並べても追いつかない程の標本の数々、ここまで凄いと採りたいなんて発想すら浮かびそうにないです。見れるだけで腹一杯になると思います。ご紹介ありがとうございました!
こんばんは。コメントありがとうございます。
今回の吹雪、北海道で8人の犠牲者。過去にはほとんど聞いたことがありません。
高橋さんには、15年前に一度お会いしていたことを、うっかり忘れていました。(^_^;)
今年もぜひ北海道にいらしてください。できれば、お仕事やりくりして3泊くらいで。
お待ちしています。(*^_^*)